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2016/12/29 ブログデザインを変更しました。

医療革新トップ10 by クリーブランド・クリニック(No.3 白血病およびリンパ腫を治療するための細胞免疫療法)

こんにちは。マガジンライターのMassyです。
今回は 米名門医療機関のクリーブランド・クリニックが発表した内容をお届けします。2017年に向けて期待する医療革新トップ10です。
動画で分かりやすい説明になっています。

 

▼タイトル

No.3 白血病およびリンパ腫を治療するための細胞免疫療法

 

▼動画

www.youtube.com

 

▼要約

  • 2016年には、約16,000人の小児および青年が癌と診断され4分の1以上が白血病でした。
  • しかし、白血病非ホジキンリンパ腫との戦いに良い知らせがあります。
  • 最初の細胞性免疫療法の1つが市場に出回りつつあり、初期の結果は、これらの疾患が進行した段階であっても治療可能であることを示唆しています。
  • キメラ抗原レセプター(CAR)T細胞療法は、代表的な一種の免疫療法です。
  • 患者の免疫系T細胞が除去され、腫瘍細胞を探して破壊するために遺伝的に再プログラムされる。
  • 抗原を探し出し、増殖し、外来がん細胞を攻撃して殺し、しばしば再発の可能性を最小限に抑えるためにまとわりついています。
  • これらの細胞免疫療法の結果は驚くべきものであった。
  • 急性リンパ芽球性白血病(ALL)に焦点を当てたいくつかの研究では、90%の緩解率が報告されている。
  • この画期的治療法は、ALL治療薬として2017年にFDAに提出される予定であり、これにより他の血液癌およびリンパ腫に対する承認手続きが開始される可能性がある。
  • 細胞性免疫療法は、化学療法にとって代わる日が来るかもしれません。

 

▼関連リンク

www.lls.org


▼コメント

疾患が進行した段階であっても治療可能、なところが素晴らしいですね。自身の体に免疫力や回復力のチャンスを与える、という考えも子供に受け入れられそうです。