Medgadget優秀医療技術 TOP8(No.6 手術)
こんにちは。マガジンライターのMassyです。
今回は海外医療機器の記事をお届けします。
▼タイトル
No.6 手術
▼要約
- 創造的なアイデアや工学によって、手術はより侵襲性が低くなってきています。
- 手の動きを体内の器具に変換するような新しいメカニズムが登場しています。
- 2016年は新しい手術用具が数多く開発されました。
- 腹腔鏡手術を行っている外科医は、FlexDex機器プラットフォームの直感的なコントロールによって驚くことになりました。
- ダイヤル、トリガー、スイッチ、つまみを使用する伝統的な腹腔鏡検査装置とは異なり、FlexDexは初心者でも容易に操作できます。
- ビデオにあるように、12歳の子供でも短い時間で使用できるようになりました。
- 数分でペグボードへ正確にオブジェクトを動かすことができました。
- Levita磁気システムによって腹腔鏡手術で2回目の切開を不要にすることができます。
- 分離した器具を最初の切開を通して挿入し、体外から磁石を使用して器具を操作します。
- 現時点では特定の用具でしか機能せず、手技の一部のみしか適用できませんが、切開を少なくできる可能性というのは良い選択肢です。
- Amendシステムは、僧帽弁の修復と剣状突起下の経肛門的アプローチによる最小限の侵襲的処置を可能にします。
- Amendカテーテルが胸部および心臓に送られ、D型リングが展開され、元の弁環と一致するように配置されます。
- リングを動かして調整できる制御メカニズムにより、医師は標的組織に正確に固定することが可能です。
- 規制当局の承認が得られて普及すれば、開胸手術の数は減少していくでしょう。
- ライス大学のエンジニアは輸送コンテナを移動式手術器具殺菌施設にしました。
- 太陽光発電で機能し、電気水ろ過システムとオートクレーブを備えています。
- すでに複数の試験に合格し、手術器具を殺菌する能力を示しています。
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▼コメント
手術分野の製品開発はリスクが高いといわれています。しかし、一旦、開発品が普及すれば既存製品の置き換えが発生する、ビジネス上でおいしい分野です。日本は診断装置の開発が盛んですが、今後は手術分野の開発にも期待したいです。