医療革新トップ10 by クリーブランド・クリニック(No.6 ファーストヘルスケア相互運用性リソース)
こんにちは。マガジンライターのMassyです。
今回は 米名門医療機関のクリーブランド・クリニックが発表した内容をお届けします。2017年に向けて期待する医療革新トップ10です。
動画で分かりやすい説明になっています。
▼タイトル
No.6 ファーストヘルスケア相互運用性リソース
▼要約
- 医師のアポイントと入院の非効率性は、何十年もの間ジョークのネタでした。
- 請求書を整理したり保険会社の回答を待っている間、患者は「なぜこれらのオフィスはお互いに話すことができないのか?」と疑問に思う。
- または 、「なぜ同じ病院の機械がお互いに話すことができないのか?」
- 長年の答えは「複雑だからです」、でした。
- 2017年にその言い訳は投げ捨てられます。
- 医療におけるデジタル相互運用性は複雑であり、プライバシー、セキュリティ、正確性の問題を勘案しなければなりません。
- しかし、社内システムは非常に多様化し、複雑になってきており、異なるシステムが通信することは難しく、新しいソフトウェア企業が業界に浸透することはほとんど不可能です。
- 2017年には絡み合ったウェブヘルスケアが最終的にうまく織り込まれる年となります。
- FHIR(Fast Healthcare Interoperability Resources)は、HL7という国際委員会によってすぐに発表される新しいツールです。
- 基本的には、自分の言語を開発した2つの医療システムまたはオフィス間の通訳者として機能します。
- 最初のリリースでは画像や薬などの臨床データに焦点を当て、2つ目は請求や人口統計などの管理データに焦点を合わせます。
- ヘルスケアにはシステムの相互運用性の機能を超えて大きな意味があります。
- 革新者や起業家はどこでもFHIR標準に基づいて構築できるスマートでデータ駆動型の技術を構築し、どこにでも新しいテクノロジーを採用することができます。
- FHIRは、不満を解消する終点であるだけでなく、人命救助医療情報技術の発展への道を切り開いています。
▼関連リンク
Fast Healthcare Interoperability Resources - Wikipedia
▼コメント
日本にも導入の波はやってくるのでしょうか。標準化が進めばデータの共有でよりよい医療の発展につながると思います。